17

背中

しばらく腕枕してくれてたんだけど

私が外したら横を向いて寝に入った。

私に大きな背中を向けて。




私は彼の背中にしっかりくっついて

同じ空間にいる事を感じてた。




彼の温もりを体に必死に刻もうとした。

またあっという間だったと思いたくない。

彼の感覚、この感じ、ずっと鮮明に覚えていたい。




起きた彼は、こっちを向いて

何度もキスしてくれた。




今、その事を家のベッドで反芻している。




やっぱりあっという間だった。

さっきまで一緒にいたのにもう現実味がない。




こんな逢瀬、あと何回重ねるんだろう。











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