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隣同志

少し涼しくなった夜、

ゆっくりできて、たくさん話をした。



「来週も逢いたいって言ったら贅沢?」



「いいよ、なんで?」



「この日仕事でこっちに来るから。」



スケジュール確認する彼。



「…○時まで打ち合わせだから

その後から逢えるよ。」



OKの意味を込めてキス。




支度をして帰路に着いた彼と私。



「いつものトコ寄るんだろ?」



「んー、行きたいけど今日結構

長くいてくれたじゃん?悪いからいいよ。」



時計を指しながらそう言うと、



「んもーーNicoちゃぁん、

いいよぉーそんくらいー。

気にすんなよ、行こーぜ。」



と言って思いっきり

私の頭をガシガシする彼。

そして乱した髪を整える。

ずっと見てるのもわかった。

ちゃん付けはご機嫌な証拠。



カッコいい顔してるのに

調子に乗るギャップがまた可愛い。



どんどん彼が素直になっていく様で

それを見て私も優しい気持ちになれて

彼のおかげで私まで素直な人間になれそう。



可愛い彼が堪らなく愛しい。



そんな彼を見ていて私も調子に

乗ってiPhoneに保存しておいた

昔の写真を見せた。



「これ!俺、この自分の顔、嫌だった〜。」



「なんでよ、この時が一番良い。←ヒドイ

二人とも可愛くない?幼いね〜。」



「うん可愛い…ベストカップル!!」



軽く言わないでよ。(笑)



写真に見入ってた彼。

何か考えているのはわかった。

写真と同じように、今も隣に

居るねと思いながら彼を見てた。








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